2026/02/25 08:28

今日で陶器と磁器シリーズは最終回です。

今回は陶器と磁器の使い方編です。
陶器も磁器も、それぞれ得意分野があります。
その違いを知って使っていくと、器をより楽しめるはず。

陶器の器の最大の特徴は、「温かみがある」ことです。
磁器と比べると、少し重く感じると思いますが、
熱伝導率が低いため、熱いものを入れても冷めにくいのもいいですね。
陶器は釉薬を使っているものと、使っていないものがありますが、
特に釉薬を使っていないものは、水分などが器に染み込みやすいんです。
例えば、釉薬を使っていない備前焼にお皿にとんかつを盛り付けて、
とんかつ用ソースをかけると、油やソースがお皿に染みこんで、
いわゆる「シミ」になってしまいます。
しかし!ここで「あぁー、もう駄目だな」と思わないでください。
使い続けていくうちに「シミ」がどんどん馴染んでいって、
いつの間にか「ツヤ」に変化していきます!

一方で、磁器の最大の特徴は、「扱いやすい」です。
陶器と比べると軽いものが多く、盛り付ける料理も選びません。
金や銀の絵付けがなければ、電子レンジで使っても大丈夫です。
(※できれば電子レンジを使わないほうが、器は嬉しいですし、
陶器でも電子レンジで使えるものもありますが。)
さまざまな絵付けを楽しめるのもいいですね。
季節に合わせた模様や、縁起がいいとされている文様など、
使う人の想いを込めて使えるのも魅力的です。

いろんな違いがある陶器と磁器ですが、
使うときに共通して気を付けてほしいのは、
「使った後はしっかり乾かすこと」です。
水分が残ったまま収納するとカビの原因になることもあるので
お気を付けください。

春はもうすぐ。
新しい器との出会いがありますように!