2026/02/22 08:46
今日は陶器と磁器の話を少し。

左が陶器(備前焼)で右が磁器です。
大きな違いは原料で、
陶器は「粘土」、磁器は「石」から作られます。
といっても、どちらの場合も器を作るためには一種の加工が必要です。
陶器である備前焼の場合は、
1.土を掘りだす(かつての田んぼなど)
2.1年ほど屋外で乾燥させる
3.細かく砕く
4.水につけて石や葉っぱのような不純物を取り除く
5.適度に水分を飛ばす
6.機械で練って長さ80センチほどの円柱形にする
作家によって多少の違いはあると思いますが、大体は、こんな流れです。
磁器の場合は、取引をさせていただいている作家さんの多くは、
天草陶石を使っているようです。
有田焼や波佐見焼など、周辺の焼き物の産地は天草陶石を使っています。
天草陶石は不純物が少なく、透明感のある焼き上がりになる高品質なのだそう。
採石場から採掘した原石は、上の備前焼と同じ工程で加工していきます。
陶器も磁器も、時間をかけて器作りに適した状態へと加工されていきます。