2026/02/13 08:21
貫入とは、
本体の素地と釉薬の収縮率が違うときに、
釉薬に入る「ひび」のことです。
ちなみに「ひび」は本体の素地には入っていません。
もう少し詳しく説明すると、
窯で焼成中は熱によって本体も釉薬も膨張します。
反対に、冷却中は本体も釉薬も収縮していきます。
その過程で、釉薬よりも本体のほうが収縮率が高いため、
釉薬の収縮が追いつかなくなって、釉薬に圧がかかり
「ひび」が入ることになります。

これは、貫入のある器を染料につけて、貫入部分に色をつけたものです。

新しいのに時の流れを感じる仕上がり!
貫入は使っていくうちに、少しずつ色が濃くなっていきます。
数年後に改めて見てみると、「ああ、一緒に時を過ごしてきたんだなあ」と
思えるかもしれません。